米国体操女子選手性的虐待問題 総額550億円で和解成立

[ 2018年5月18日 05:30 ]

 米国体操協会の元チームドクター、ラリー・ナサル被告による女子選手への性的虐待問題で、被告が所属していたミシガン州立大と被害者の間で和解が16日に成立した。総額5億ドル(約550億円)で、米大学スポーツ界でのこれまで最大の和解金1億ドルを大きく上回った。最長で禁錮175年の判決を受けたナサル被告に虐待されたと訴えた女性は五輪金メダリストを含む332人にも上る。大学側はどのように工面するかは公表していない。米国オリンピック委員会と米国体操協会に対する訴えは、この和解とは別だという。

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2018年5月18日のニュース