ラグビー日本代表の山田ら 休日返上で体験教室 来年W杯へ盛り上げる

[ 2018年3月25日 14:27 ]

ラグビー教室を行った(右から)山田章仁、布巻峻介
Photo By スポニチ

 ラグビー日本代表のWTB山田章仁(パナソニック)が25日、19年W杯日本大会の決勝戦などが行われる横浜市の日産スタジアムに隣接する日産フィールド小机で、キッズラグビー体験教室を行った。教室では神奈川県内に住む約300人の小学生を対象に、パスやキックなどを丁寧に指導。体験教室後にはトークショーを行い、ファンや未来のラグビー選手獲得に一役買った山田は「日産スタジアムはW杯の決勝のスタジアムなので、周知させてもらいたかった」と笑顔で振り返った。

 今回の体験教室は山田が発案・企画して昨年夏ごろに横浜市の担当部署に持ち込み、実現に至った。山田に賛同した立川理道(クボタ)、布巻峻介(パナソニック)、木津武士(神戸製鋼)、小倉順平(NTTコム)の新旧日本代表選手4人も、それぞれの得意分野で熱心に指導。この日のために神戸から駆け付けた木津は「アキさん(山田)に誘われたので喜んで来ました」とさわやかな汗をぬぐった。

 山田、立川、布巻の3人は、シーズン真っ盛りのスーパーラグビー(SR)のサンウルブズにも所属している。結果的には全員がメンバー外だったが、前日24日にはチーフス戦(秩父宮)が行われており、多忙なスケジュールの合間を縫い、休日を返上しての活動となった。開幕まで1年半を切ったW杯に向け、さらにラグビー熱を上げる必要性を痛感している山田は「誰かがやらないといけない。今後も続けていきたい」と活動を継続していく考えを示した。

続きを表示

2018年3月25日のニュース