貴ノ岩が十両残留 傷害事件同席の照下す 貴親方「ゆっくり寝なさい」

[ 2018年3月25日 05:30 ]

大相撲春場所14日目   ○貴ノ岩―照ノ富士● ( 2018年3月24日    エディオンアリーナ大阪 )

照ノ富士を押し出しで破る貴ノ岩(右)
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 元横綱・日馬富士による傷害事件の被害者で西十両12枚目の貴ノ岩(28=貴乃花部屋)が7勝7敗とし十両残留が濃厚となった。14日目の取組で、傷害事件の現場となった鳥取市内のラウンジに同席していた同5枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜部屋)を押し出した。

 千秋楽で敗れて7勝8敗となっても、十両の番付は下に2枚あり、幕下に転落する可能性は、ほぼなくなった。師匠の貴乃花親方は「安心しました。“ゆっくり寝なさい”と言ってあげたい」と息をつき、2連勝で星を五分に戻した弟子を「よく戦っている」と称えた。貴ノ岩は給金相撲となる千秋楽に向け、「最後に思い切りやって終わりたい」と意気込んだ。

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2018年3月25日のニュース