小野塚、復帰戦で予選通過「最低限クリア」頭部強打から1カ月

[ 2018年1月12日 05:30 ]

フリースタイルスキーW杯ハーフパイプ ( 2018年1月10日    米コロラド州スノーマス )

女子ハーフパイプ予選 エアを決める小野塚
Photo By 共同

 予選が10日に行われ、女子でソチ冬季五輪銅メダルの小野塚彩那(石打丸山ク)は82.20点で5位、渡部由梨恵(白馬ク)が79.40点で7位となり、上位8人で争う12日の決勝に進んだ。鈴木沙織(城北信用金庫)は9位で落選した。男子は和田博雄(nanoク)が1組9位、米谷優(アークコミュニケーションズ)は2組12位で、各組上位5人の計10人による決勝に進めなかった。

 昨年12月のW杯で転倒し、頭部を強打してから約1カ月。実戦に復帰した世界選手権金メダリストの小野塚が地力を見せた。きっちり予選を通過し「感覚は完璧に戻っていなかったけど、最低限のところはクリアできた」と胸をなで下ろした。

 開幕まで1カ月を切った平昌冬季五輪に向けて調子を上げたいところ。「決勝では結果より、しっかり攻めた滑りをして感覚を戻すことを優先したい」と自らに言い聞かせるように話した。

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2018年1月12日のニュース