相撲協会 貴ノ岩の診断書を公表「3ケ月程度は頭部打撲を避ける必要」

[ 2018年1月12日 10:36 ]

貴ノ岩
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 日本相撲協会は12日、初場所(14日初日・両国国技館)を休場することが決まった東十両3枚目の貴ノ岩(27=貴乃花部屋)の診断書を公表した。

 病名は「頭部外傷、頭皮裂創痕、右乳突蜂巣炎痕」とあり、摘要として「平成29年26日、頭部外傷。繰り返す頭部打撲は、慢性硬膜下血腫発症の危険性を増すため、受傷後約3ケ月程度は頭部打撲を避ける必要があり、上記により、平成30年1月の就業は困難であると考える」と記されている。

 貴ノ岩は元日馬富士の暴行事件の被害者として、初場所全休でも幕下には転落せず、春場所の番付では十両に留め置かれる救済措置がとられることになっている。

 貴ノ岩は現在、都内の病院でリハビリ中とみられており。4日にはスポニチ本紙の取材に「大丈夫です。少し体動かしてます」と復帰に向け始動していることを明かした。

 十両以上では貴ノ岩以外に豊響(境川部屋)、宇良(木瀬部屋)も、この日までに初日からの休場を届け出た。

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