元日馬富士 暴行問題で贈呈式、除幕式の対象外

[ 2018年1月12日 21:31 ]

 暴行問題の引責によって昨年11月に現役引退した大相撲の元横綱日馬富士関の優勝額について毎日新聞社は12日、贈呈式、除幕式の対象から外したと発表した。元横綱は傷害事件で罰金の略式命令を受け、事態を重く見た日本相撲協会と贈呈する同社が協議の上で判断したという。協会は既に引退勧告相当としている。

 優勝額贈呈式は年3度の東京開催場所の初日前日に東京・両国国技館で行われ、直前2場所の優勝力士が自身の額を背景に記念撮影などに臨むのが通例。13日は、昨年秋場所を制した元日馬富士関の師匠だった伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)と11月の九州場所を制した横綱白鵬関が同席予定だったが、白鵬関だけが出席するという。

 両国国技館の天井付近に掲げられる優勝額の除幕式は初日の中入り前に行われ、白鵬関だけが対象となる。元日馬富士関の額も他の31枚と同じく掲示される。

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2018年1月12日のニュース