村上大介80・99点でSP4位「自分にプレッシャーを与えちゃったかな」

[ 2017年12月22日 21:22 ]

フィギュアスケート全日本選手権 男子SP ( 2017年12月22日    東京都調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザ )

優しく包み込むような演技で観客を魅了した村上大介
Photo By スポニチ

 村上大介(26=陽進堂)は80・99点で4位だった。冒頭の4回転サルコーは決めたものの、演技後半の3―3回転が3―2回転となり得点が伸びなかった。「自分にプレッシャーを与えちゃったかな。2回転になった瞬間に得点に響くと思った」と悔しそうに振り返った。

 10月末の東日本選手権を制した後、「人生初」という肺炎を患い2週間以上、寝込んだ。11月のNHK杯も欠場。今大会に向け「通し練習をすごい頑張ってきた。自分のベストより、もっとスタミナをよくするために練習してきた」と病を言い訳にはしなかった。

 米大リーグ、ドジャースの前田健太投手に似ている26歳は、24日のフリーへ「フォーカスをルーズしないように準備したい。予定通りの構成を滑りたい」と気合を入れた。4回転サルコー2発で、逆転を狙う。

続きを表示

2017年12月22日のニュース