宇野昌磨 96・83点でSP首位も反省「全体的にまだまだ」

[ 2017年12月22日 21:14 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日・男子SP ( 2017年12月22日    東京都調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザ )

紫の衣装で滑る宇野昌磨
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 連覇を目指す宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が、96・83点で首位発進を決めた。冒頭の4回転フリップはクリーンに着氷したが、トーループの4―3回転で4回転が乱れた。演技直前の6分間練習でジャンプの調子があまり良くなく、「試合は気合を入れて新たな気持ちで挑まなければ、という気持ちを持っていた。余裕がなかった。気合を入れたから空回りしたのかは分からない。全体的にまだまだ」と淡々と話した。

 今季はロンバルディア杯で合計319・84点と日本勢トップのハイスコアをマーク。2週前のGPファイナルでも日本勢で唯一出場し、2位に入った。既に平昌五輪代表入りは決定的な状況だが、24日のフリーで好演技を披露し、全日本連覇で五輪を決める。「フリーでは自分が満足する演技がしたい」と完全燃焼を誓っていた。

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