錣山親方ら時津風一門離脱　今後はどこの一門にも属さず無所属

　大相撲の錣山親方（元関脇・寺尾）ら３人が時津風一門を離脱したことが２１日、日本相撲協会関係者の話で分かった。１８日の一門会で表明して承認された。今後は、どこの一門にも属さない無所属となる。他に湊親方（元幕内・湊富士）と錣山部屋付きの立田川親方（元小結・豊真将）が離れる。

　関係者によると、錣山親方らは前回までの協会理事候補選挙で一門の枠を超え、貴乃花親方を支援していた。相撲部屋を系統別に分ける一門は現在、時津風の他に出羽海、二所ノ関、伊勢ケ浜、高砂、貴乃花の６つ。来年１月の初場所後に実施される役員候補選挙に向けて、各一門で立候補者の調整が進められている。