ROC会長がIOCに謝罪 不正明らかにできず「五輪に損害」

[ 2017年12月9日 05:30 ]

 ロシア・オリンピック委員会(ROC)のジューコフ会長は8日、14年ソチ冬季五輪のドーピング検査所の所長らが行った不正をすぐに明らかにできず「ロシア選手や五輪全体に多大な損害を与えた」として、IOCに謝罪したことを明らかにした。下院会合での発言をインタファクス通信が伝えた。

 ジューコフ氏はソチ五輪当時に検査所所長を務め、不正を告発したロシア人のロトチェンコフ氏について、検体すり替えの方法をつくり上げ、選手にドーピングを促すなど不正を主導した責任があるとの見解を示した。

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2017年12月9日のニュース