沖ノーボギーで5差逆転V 松山先輩“直伝”パットで決めた

[ 2017年12月9日 05:30 ]

LPGA新人戦加賀電子カップ最終日 ( 2017年12月8日    千葉県長南町グレートアイランド倶楽部=6526ヤード、パー72 )

優勝杯を手にする沖
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 今年のプロテスト合格者によって2日間36ホールで争われる新人戦が行われ、4位から出た沖せいら(25=福岡センチュリーGC)が6バーディー、ボギーなしの66で回り通算8アンダーで逆転優勝。松田鈴英(れい、19=フリー)が6アンダーで2位。初日首位の新垣比菜(18=フリー)は74と伸ばせず5アンダーの3位。勝みなみ(19=フリー)は1アンダーの8位だった。

 沖が5打差をひっくり返した。「5打差はちょっと(無理)という感じだった。1番でパットが入ったのが大きかった」。東北福祉大時代には1年先輩の松山英樹にパットの指導を受けたこともある。15年最終予選会で1位通過も16年は30試合で予選通過6回と苦しんだ。

 2度目の挑戦だった今夏プロテストは1位タイで合格。浮き沈みを経験してきた。勝、新垣ら黄金世代を退けた25歳は「同期では年長なので負けられないという気持ちはあった」と胸を張った。

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2017年12月9日のニュース