クライミング楢崎 来年目標は“7秒の壁”「6秒台出したい」

[ 2017年12月9日 05:30 ]

 スポーツクライミングの日本代表が8日、フランス、オーストリア両代表との合宿を公開し、今季のW杯男子複合で総合1位の楢崎智亜(21=栃木県連盟)は来年の目標に7秒の壁突破を掲げた。

 五輪ではスピード、ボルダリング、リードの3種目の獲得ポイントを競う複合でメダルが争われる。高さ15メートルの壁を登る速さを競うスピードは欧州勢が強く、世界記録は5秒台だが、現在の楢崎の自己ベストは7秒40で「来年中に6秒台を出したい」と意気込んだ。今年からメンタルコーチと精神面の強化にも着手。20年へ順調に歩みを進めている。

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2017年12月9日のニュース