豪栄道 連敗で1差 埼玉栄対決、痛恨3敗も14日目V可能性

[ 2017年9月23日 05:30 ]

大相撲秋場所13日目   ●豪栄道―貴景勝○ ( 2017年9月22日    両国国技館 )

貴景勝に敗れ汗を拭う豪栄道
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 豪栄道が痛すぎる3敗目を喫した。土俵中央でバッタリ手をつき、起き上がると厳しい目つきで首をかしげた。埼玉栄の後輩、貴景勝との対戦。優勝への重圧に足をすくわれた。納得できなかった点を問われると「全部」と唇をかんだ。

 左で張って出足を止めようとしたが、激しい突き押しに手を焼き早々に引いてしまった。これが墓穴。呼び込む形になり、防戦の中ではたかれると、簡単に落ちた。連敗とはいえ、まだ単独首位。14日目に1差の日馬富士と朝乃山が負け、豪栄道が勝てば優勝が決まる。一方、負ければ大混戦の千秋楽が待っている。思わぬ失速で風雲急を告げる展開をつくってしまった1人大関は、残る2日へ「気合を入れて悔いのないように」と話した。

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