羽生 SP世界最高点もまだま伸びしろあり 平昌五輪へフリーでも上積み計画

[ 2017年9月23日 18:57 ]

オータムクラシック第2日、男子SPで「バラード第1番」に乗り、演技をする羽生結弦
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  フィギュアスケートのオータム・クラシックは22日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、今季初戦の羽生結弦(22=ANA)が世界最高の112・72点をマークし首位発進した。自らが持つ歴代最高得点の110・95点(15年12月GPファイナル)を2年ぶりに1・77点更新した。

 冒頭のジャンプを、右膝痛のために当初予定していた4回転ループからサルコーに変更したものの、そのジャンプに加え後半に組み入れたトリプルアクセルもGOE(出来栄え点)が最高の3・0点、4回転―3回転の連続トーループでも2・8点をマーク。スピン、ステップも全て最高のレベル4を取った。

 さらに2季ぶりのショパンの「バラード第1番」に乗り、表現力を示す演技構成点は5項目とも9点台をマーク。4項目で10点満点を出すジャッジもいたほどだった。

 しかし、この圧巻演技でもまだ伸びしろがある。4回転サルコーの基礎点が10・5点に対し、ループは12・0点と1・5点上回る。演技構成点で、同じ「バラード第1番」を使用した15年GPファイナルで出した49・14点に0・59点及ばなかったが、シーズン初戦という事を考えればこちらも上積みが見込まれそうだ。

 また、2連覇を狙う平昌五輪に向け。フリーでも今季後半戦に4回転ルッツを導入する計画も浮上。今大会は全体の難易度を落とす一方で、フリーの後半は4回転ジャンプ3つとトリプルアクセル(3回転半)2つを組み込む最高難度のジャンプ構成に挑戦する。今後前半に4回転ルッツを入れやすくなる構成だ。4種類の4回転ジャンプ5つに、2つのトリプルアクセルの構成となれば、基礎点は当初のプランより5・85点アップ。どこまで進化するのか、目を離せそうにない。

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