豪栄道と日馬富士ともに勝つ 千秋楽で直接対決へ

[ 2017年9月23日 18:12 ]

大相撲秋場所14日目 ( 2017年9月23日    両国国技館 )

<秋場所14日目>貴ノ岩を渡し込みで破る豪栄道(手前)
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 大相撲秋場所は23日、東京・両国国技館で14日目が行われ、3敗の大関の豪栄道が貴ノ岩を渡し込みで下したが、4敗の日馬富士も御嶽海を下したため、優勝決定は明日の千秋楽の直接対決に持ち越されることになった。同じく4敗で追いかけていた朝乃山は阿武咲に敗れ、優勝戦線から脱落した。

 今場所新入幕の朝乃山は、対戦相手の阿武咲が右のど輪から追っ付けて隙のない押し出しに敗れ5敗目を喫し、優勝戦線から脱落。阿武咲は、3場所連続二桁勝利を懸けて千秋楽に挑む。

 3敗でトップを走る豪栄道は、2度立ち合いをやり直した後、苦しみながらもなんとか踏ん張り貴ノ岩を下す。一方、日馬富士は御嶽海とがっぷり四つに組み、両上手から一気に寄り切る横綱相撲で貫禄を見せた。

 千秋楽は4敗の日馬富士と3敗の豪栄道が対戦する。豪栄道が勝てば優勝、敗れれば決定戦となる。過去の過去の対戦成績は31勝対11勝で日馬富士が大きく勝ち越している。

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