白鵬の弟弟子の新序二段・炎鵬 順調調整

[ 2017年6月30日 18:17 ]

白鵬(左)に立ち向かう炎鵬                               
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 大相撲横綱・白鵬の弟弟子の新序二段・炎鵬が順調な調整ぶりを見せた。金沢学院大時代に世界選手権軽量級を2連覇した実力者は30日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)に向けて愛知県緑区の宮城野部屋で朝稽古。十両・山口や幕下・宝香鵬らと好勝負を繰り広げ「きょうは良かったですか、スタミナがまだまだ足りない」と言った。

 今冬の入門時から体重95キロは増減なし。3キロほど増えた時期もあったが、場所中の疲れで元に戻ってしまった。目標とする120キロには時間が必要だが、白鵬らと一緒にトレーニングに励みパワーアップした成果は確実に表れている。

 憧れは同じ小兵の兄弟子・石浦。相手の懐に潜り込むテクニックを盗み稽古場で試している。この日、横綱には圧倒されたが、山口や宝香鵬に勝つ内容を見るとスピード出世も期待できる。技術的には優れているが力負けの場面もあり「首と体幹を鍛えたい」。序の口優勝を果たした先場所に続き「2場所連続優勝したい」と意欲を口にした。

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2017年6月30日のニュース