NBAニックスのジャクソン社長が退任 事実上の更迭か

[ 2017年6月30日 14:31 ]

退任が決まったニックスのジャクソン社長(AP)
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 NBAニックスの親会社、「マジソンスクエア・ガーデン」のジェームズ・ドーラン会長(62歳)は29日、「熟考した結果、ニックスは違う方向性を選択することになった」と語り、フィル・ジャクソン社長(71歳)に同意を求めた上で退任を発表した。

 同社長は現役時代にニックスで2度のファイナル制覇に貢献し、監督としてはブルズとレイカーズで11回優勝。2014年3月に5年6000万ドル(約67億円)でニックスの社長に就任していた。しかしこの3シーズンでチームは80勝166敗。チームの主力選手でもあるカーメロ・アンソニー(33歳)とクリスタプス・ポルジンギス(21歳)との関係にも亀裂が入り、契約をあと2年残して事実上の更迭となった。

 ニックスはジャクソン氏の退任を公表したあと新たな人事にも着手。スポーツ専門局のESPNは、キャバリアーズを退任したデビッド・グリフィン前GM(44歳)との交渉を開始したと伝えている。

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