大相撲秋場所前売り券　両国国技館窓口での販売中止　ファンの健康状態考慮

　日本相撲協会は２４日、９月１０日初日の大相撲秋場所（東京・両国国技館）の前売りチケットについて、両国国技館の窓口での販売を中止すると発表した。チケットはコンビニエンスストア、電話予約、インターネットにて８月５日午前１０時から発売される。ただし、販売状況によっては８月７日以降から発売する可能性もあるという。

　同協会の春日野広報部長（元関脇・栃乃和歌）は「遠方から来て（窓口で）長時間並ぶお客さんの健康状態を考慮した」と経緯を説明。夏場所前はインターネットなどによる先行販売ですぐに完売し、当日券を残すのみとなり、前売りチケットを求めて窓口に並んだファンが購入できない事態が起きている。

　「コンビニで販売していることを周知したい」と春日野広報部長。九州場所以降の販売については今後検討される。