宇良 2敗対決で白星「精いっぱい、集中してとれた」

[ 2017年5月24日 20:16 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2017年5月24日 )

 またしても、土俵際で舞った。宇良が正代との2敗対決に勝ち2敗キープ。この日も163キロと約30キロ重い相手だったが、果敢に右をおっつけながら頭をつけて圧力をかけた。

 手こずった正代が、土俵中央から強引に前にでてくると、右足を俵にかけながら相手の左腕を引っ掛け、回り込んで送り出し。上半身の動きと足が華麗に連動した。「精いっぱい、集中してとれた」と汗をぬぐった。

 12日目の相手は学生相撲の強豪として知られ、角界に多数の人材を出している日体大出身の北勝富士と決まった。関学大初のプロ力士でもある宇良とは同学年。初土俵も同じだ。「力の差があるところでやって、ここまであがってきたので、挑戦者のつもりで思い切っていきます」と、幕内での初対戦に意気込んだ。

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2017年5月24日のニュース