稀勢の里が休場 横綱昇進後初 左上腕の負傷が完治せず

[ 2017年5月24日 09:16 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2017年5月24日    両国国技館 )

支度部屋で沈黙を貫いた稀勢の里
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 大相撲の東横綱・稀勢の里が夏場所11日目の24日、休場した。3月の春場所で痛めた左上腕付近の負傷が完治せず、10日目に2連敗で4敗目を喫して不振だった。

 休場は大関時代の2014年初場所千秋楽以来2度目で、横綱になってからは初。11日目の対戦相手、関脇・玉鷲は不戦勝。4横綱のうち、鶴竜に続いて2人目の休場となった。

 23日は史上最多64度目の対戦となった琴奨菊戦で何もできずに敗れた。左を固めて右足から踏み込んだが、鋭く低い立ち合いですぐに左を差され、そのまま寄り切られた。10日目時点での4敗は昨年初場所以来で、大関31場所で4度しかなかった星勘定。痛めている左上腕の状態について、支度部屋では「うーん」と答えるだけだった。

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2017年5月24日のニュース