稀勢の里休場 田子ノ浦親方「力が入らない」左上腕の状態悪化は否定

[ 2017年5月24日 10:19 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2017年5月24日    両国国技館 )

支度部屋で沈黙を貫いた稀勢の里
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 大相撲の横綱・稀勢の里関(30=田子ノ浦部屋)が夏場所(東京・両国国技館)11日目の24日、休場した。4敗目を喫した10日目(23日)の夜に師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)と話し合い、一夜明けたこの日朝の話し合いで休場することを確認した。3月の春場所で痛めた左上腕付近の負傷が完治せず、苦渋の決断となった。稀勢の里関の休場は大関時代の2014年初場所千秋楽以来2度目。11日目の対戦相手、関脇玉鷲関は不戦勝。4横綱のうち、鶴竜関に続いて2人が休場となった。

 東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で取材に応じた田子ノ浦親方は「本人と会って話した。“ちょっと力が入らない、休場させてください”と。昨日の相撲を見て、これじゃ相撲にならないというので休場を決めました」と説明した。

 新横綱だった春場所は負傷を抱えながらも逆転優勝を果たしたが、4月の春巡業は全休。場所前の急ピッチな仕上げてで出場を決めた。前半は左からの攻めも見せるなど6勝2敗で折り返したが、9日目以降は左腕がつかえずに連敗した。田子ノ浦親方によると「悪化したとかではない。相撲は取れているが、中日を過ぎて力が入らなくなったと」と話していたという。「本人が今までそういうことを言うことはなかった。ただ出るだけでいいとか、そういうわけにはいかない。(横綱としての)責任もあるので、そういう結論になった」と納得のいく結果がついてこなかったことも休場に至った要因となった。

 今後は治療を続けて、名古屋場所場(7月9日初日、愛知県体育館)での復帰を目指していくことになる。6月は地方巡業がないが、夏場所後には横綱力士碑刻名式(6月9日、東京・富岡八幡宮)などのイベントが控えている。田子ノ浦親方は「ファンの方もいる。動いたりはできるので、(イベントなどへの参加は)本人と話しながら決めたい」としている。

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