高梨沙羅が最優秀選手 松任谷正隆氏&由実夫妻にスノー文化功労賞 「スノー・アワード」初開催

[ 2017年5月18日 21:38 ]

全日本スキー連盟の表彰式で最優秀選手賞に選ばれたジャンプ女子の高梨沙羅
Photo By 共同

 全日本スキー連盟は18日、都内でシーズンを通じて活躍した選手を表彰すると同時にスキー文化、競技の発展に寄与した人物を称える表彰式「スノー・アワード」を初開催した。

 スキージャンプ女子で4度目のW杯総合優勝に輝き、最優秀選手に選ばれた高梨沙羅(20=クラレ)は、大きく背中の開いた黒のロングドレスで登壇。「平昌五輪金メダルを取るために練習していきます。人間力を磨くためにも、競技だけでなく学問にも励んで、素晴らしい器のある人間を目指していきたい」とあいさつした。オークションでは昨季のW杯蔵王大会で着用したビブスを提供し、10万円の高値がついた。

 また、スノー文化功労賞に、歌手の松任谷由実と夫で音楽プロデューサーの松任谷正隆氏が受賞。夫婦で出席したユーミンは「音楽が好きで、スキーが好きで夢中で駆けてきた40年近く。雪は魔法使い。みなさんも魔法の国にたくさんの人をいざなって、たくさんの人に幸せになっていただきましょう」と選手、関係者にポエティックなエールを送った。

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2017年5月18日のニュース