野口、野中 日本のトップクライマーが“百獣の王”を狩った

[ 2017年5月18日 17:37 ]

ボルダリングウォールでポーズを決める武井壮(左)、野中生萌(右上)、野口啓代
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 日本のトップクライマーは“百獣の王”にも負けない。20年東京五輪で実施が決まったスポーツクライミングの野口啓代(27=茨城県連盟)、野中生萌(19=東京都連盟)が18日、都内でクライミングパークのオープニングイベントにタレントの武井壮(44)と参加した。

 ゴールまでのタイムを競うスピードは本来、縦方向に登るが、この日は横方向に動いて3人がタイムを争った。トップバッターの武井が自己ベストの5秒13をマークしたが、野口が3秒40、野中が2秒76とあっさり撃破。“百獣の王”を自称し、陸上10種競技で日本一になったこともある武井を本気で悔しがらせた。

 東京五輪はボルダリング、スピードに加え、登った高さを競うリードの3種目複合で実施される。3年後の夢舞台へ、野口が「最高のパフォーマンスができるように頑張る」と言えば、野中は「限界を決めずに毎日、努力したい」と意気込んでいた。

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2017年5月18日のニュース