稀勢 平幕11戦目で初の金星配給、はたきが墓穴…3連覇厳しく

[ 2017年5月18日 05:30 ]

大相撲夏場所4日目 ( 2017年5月17日    両国国技館 )

遠藤に敗れ2敗目を喫した稀勢の里
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 稀勢の里が初めて金星を配給した。新横綱だった春場所から2場所目、平幕との11番目の対戦での黒星。遠藤がつんのめったところでのはたきが墓穴を掘る結果となった。相手がはたきを食うと思ったかと聞かれると「うん」、思わずはたいてしまったかという問いにも「うん」と答えただけだった。4日目までに2敗した場所の成績は、西前頭6枚目だった07年名古屋場所の11勝が最高。初優勝からの3連覇、新横綱場所からの2連覇は、いきなり厳しい状況となった。

 横綱昇進により、関係者に送る浴衣地には綱の図柄を入れられるようになった。「(綱の)白には一番合うんじゃないか」と今年は紺色のものを発注し、それが田子ノ浦部屋に届いた。朝稽古後には「(横綱昇進披露)パーティーのお礼というのもあるし」と周囲への感謝を口にしていたが、土俵ではファンを喜ばせる結果を残せなかった。

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