錦織、イタリア国際8強ならず 世界34位デルポトロにストレート負け

[ 2017年5月19日 02:41 ]

テニス イタリア国際   錦織0―2デルポトロ ( 2017年5月18日    ローマ )

イタリア国際3回戦でデルポトロに敗れた錦織圭(AP)
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 テニスのイタリア国際は18日、男子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング9位で第7シードの錦織圭(27=日清食品)が、同34位のフアンマルティン・デルポトロ(28=アルゼンチン)と対戦。6―7、3―6のストレート負けでベスト8進出はならなかった。

 初戦で右手首の不安を感じさせない戦いを見せていた錦織だが、第1セット第1ゲームでいきなりブレークを許す。第8ゲームでブレークバックに成功して流れに乗るかと思われたが、第11ゲームでデルポトロがまたもブレーク。第12ゲームで再び錦織がブレークバックしてタイブレークへ突入したが、デルポトロの強力なフォアハンドに押し込まれ、4―7でタイブレークを落とした。

 第2セットも流れはデルポトロ。錦織は第3ゲームであっさりとブレークを奪われて劣勢に。時折、鋭いリターンで会場を沸かせたものの、デルポトロにサービスゲームをきっちりとキープされて苦しい展開となった。

 結局、第2セットは1度もブレークを奪えず3―6で完敗。デルポトロに12年ロンドン五輪準々決勝以来となる敗戦を喫し、3回戦で姿を消した。

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2017年5月18日のニュース