東京五輪聖火リレー 1年前にルート公表へ、走者約1万人

[ 2017年2月23日 19:11 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は23日、聖火リレーのルートについて、過去の大会を目安とすれば開幕1年前の19年夏には大枠が公表される見通しを明らかにした。コンセプトやルート選定の基本方針をまとめる聖火リレー検討委員会は24日に第1回の会合を開く。

 国際オリンピック委員会(IOC)の主なルールでは聖火を分けて運べず、100日以内で行うと定めている。ランナー数に制約はないが、組織委は「上限100日となれば参加者は約1万人が現実的に見えるライン」と説明した。

 復興五輪をテーマの一つに掲げる森喜朗会長は聖火リレーに関して優先的に被災地を回り、開催都市の東京都内も重点的に巡ることが望ましいとの見解を示している。

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2017年2月23日のニュース