樋口新葉「落ち着いて滑れた」　３位フランス杯から手応えの帰国

帰国した樋口新葉

　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第４戦、フランス杯の女子で３位となった１５歳の樋口新葉（東京・日本橋女学館高）が１５日、羽田空港へ帰国した。ＧＰデビュー戦で好成績を残し「ショートプログラムもフリーも今季一番、落ち着いて滑れたのが良かった」と手応えをにじませた。

　初のＧＰで「絶対に勝たないといけない」という重圧がなく、過度の緊張につながらなかったという。次戦は２５日開幕のＮＨＫ杯（札幌）で、結果次第ではシリーズ上位６人が進むＧＰファイナル（１２月・仏マルセイユ）の切符も視野に入る。ホープは「ＮＨＫ杯では今回の試合以上に実力を発揮できたらいい。（ファイナルは）すごく行きたい」と力強く話した。