クリッパーズ7連勝 ネッツに32点差圧勝、ポール21得点9R

[ 2016年11月15日 16:27 ]

クリッパーズのグリフィン(AP)

 NBAは14日に各地で8試合を行い、好調クリッパーズは地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)でネッツに127―95(前半71―47)で圧勝。第1Qの9分42秒で35―7と突き放して相手につけ入るスキを与えなかった。

 クリス・ポール(31歳)は21得点と9アシスト、ブレイク・グリフィン(27歳)は20得点をマーク。7連勝を飾ったチームは今季11戦目でリーグの10勝一番乗りを果たした。30点差以上の大勝は今季2度目で平均得失点差はリーグ1位のプラス15・7点。悲願のファイナル初出場に向けて、序盤は順調に白星を積み重ねている。

 ネッツは4勝6敗。ターンオーバー22回は今季のチームワーストで、ここから35失点を重ねて自滅した。

 ペリカンズは地元ニューオーリンズ(ルイジアナ州)でセルティクスに106―105(前半56ー51)で競り勝って2勝9敗。アンソニー・デービス(23歳)が25得点、16リバウンド、4スティール、2ブロックショットと攻守両面で活躍し、105―105で迎えた第4Qの残り2・5秒には先発ガードのティム・フレイジャー(26歳)がフリースローを1本成功させて逃げ切った。

 3連勝を逃したセルティクスは5勝5敗。ガードのアイゼイア・トーマス(27歳)は36分の出場で37得点を稼いだが、あと一歩およばなかった。それでもトーマスは開幕から10戦連続で20得点以上(平均26・9)をマーク。これはチーム史上3人目の出来事となった。

 ロケッツは地元ヒューストン(テキサス州)で76ersを115―88(前半65―52)で退けて6勝4敗。ジェームズ・ハーデン(27歳)は第1Qの23得点を含む33得点と7リバウンド、9アシストをマークした。チームの3点シュートは40本中17本成功。これで9試合連続で成功本数は2ケタとなった。

 76ersは連敗を喫して1勝9敗。フィールドゴールの成功率はロケッツの48・4%に対して、37・8%にとどまった。

 ピストンズは地元デトロイトでサンダーに104―88(前半59―47)で勝って6勝5敗。ホームではリーグで唯一、無敗(5勝)を守っている。昨季のリバウンド王、アンドレ・ドラモンド(23歳)は足首を痛めて欠場したが、トバイアス・ハリス(24歳)が22得点、アロン・ベインズ(29歳)が20得点と8リバウンドを稼いで勝利をもぎとった。

 サンダーは4連敗となって6勝5敗。ラッセル・ウエストブルック(28歳)は33得点、15リバウンド、8アシストをマークしたが、先発陣で2ケタ得点を挙げたのはウエストブルック1人だけだった。

 <その他の結果>ペイサーズ(5勝6敗)88―69マジック(4勝7敗)、ニックス(4勝6敗)93―77マーベリクス(2勝7敗)、スパーズ(8勝3敗)94―90ヒート(2勝7敗)、グリズリーズ(5勝5敗)102―96ジャズ(7勝5敗)

 <16日のテレビ中継>ティンバーウルブス―ホーネッツ WOWOWライブ 10時00~

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