遼、米ツアー年内最終戦手応えの67 次戦W杯は松山とタッグ

[ 2016年11月15日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー OHLクラシック第3日 ( 2016年11月12日    メキシコ エル・カマレオンGC=7039ヤード、パー71 )

最終ラウンド、9番でティーショットを放つ石川遼

 67位から出た石川遼(25=CASIO)はボギーなしで4バーディーを奪い67をマーク、通算6アンダー、278の50位で年内最後の米ツアーを終えた。次戦は松山英樹(24=LEXUS)とタッグを組んで出場するW杯(24日開幕、オーストラリア)。絶好調の盟友に追いつけ追い越せで日の丸を背負う。2位から出たパット・ペレス(40=米国)が67で回り通算21アンダーで米ツアー2勝目を挙げた。

 年内最後の米ツアーで上位の背中は遠かったが石川の表情は明るかった。3回ほど、パットがカップに蹴られる不運もありながら、ボギーなしで67をマーク。フェアウエーキープ(78・57%)、パーオン率(83・33%)ともに4日間で一番いい数字を残した。

 腰痛で長期離脱し公傷制度を適用されたため、来夏までのシーズンで出られるのは20試合。ポイント400点弱か、賞金65万ドル強を稼がなくてはならない。初戦で10位に入ったことで、この3戦で70点と16万7000ドル強を獲得。「ポイントはトップ10、トップ5に入って取らないと。このショットならそこを狙える」と手応えを強調した。上昇気配で挑むW杯。松山とのタッグで狙うは頂点だ。

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2016年11月15日のニュース