“ようこそ新・貴部屋”江東区歓迎 商店街に横断幕「ありがたい」

[ 2016年7月28日 05:30 ]

おごそかに土俵開きが行われた(左は貴乃花親方)

 東京都中野区から江東区東砂に移転した大相撲の貴乃花部屋が27日、新しい部屋で土俵開きを行った。午前中は師匠の貴乃花親方(元横綱)や力士が土俵祭に参加し、部屋の安全やさらなる発展を祈願。その後、中野時代から使用していた伝統の看板が取り付けられた玄関前で記念撮影した。

 午後には近隣住民を集めてちゃんこを振る舞うなどして触れ合った。当初ちゃんこは300食を準備していたが、予想以上に駆けつけた人数が多かったため急きょ500食以上に増やして対応。近隣の「末広通り商店街」では“平成の大横綱”の部屋が地元に来るとあって大歓迎ムードで、既に「ようこそ貴乃花部屋」と書かれた横断幕が2枚製作されて部屋の正面に掲げられた。近隣住民からの歓迎ぶりに貴乃花親方は「本当にありがたい」と感謝しており、ホープの十両・佐藤は「心機一転頑張りたい」と気持ちを新たにした。

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2016年7月28日のニュース