松山アイアン戻し「手応え」V争いのマスターズで使用

[ 2016年7月28日 05:30 ]

練習ラウンドでバンカーショットを放つ松山英樹

 米男子ゴルフのメジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権は28日に米ニュージャージー州スプリングフィールドのバルタスロールGC(7428ヤード、パー70)で開幕する。松山英樹(24=LEXUS)は開幕2日前の26日に18ホールの練習ラウンドを敢行した。コースの印象を問われ「難しいですね。上がり2ホールはパー5が続くが、決して簡単なホールではないですし」と口にした。

 メジャー最終戦での活躍を見据え、アイアンを変更。5月のウェルズファーゴ選手権でアイアンをハーフキャビティーのものに一新したが「気分転換に全英が終わったあとくらいから」と以前のものに戻した。マッスルバック型のこのアイアンは4月のマスターズで優勝争いをし、7位に入った時に使用したもの。この日の練習ラウンドでは最終18番パー5で、ピンまで残り226ヤードを5Iでピン左2メートルに2オンさせるなど好調が際立つ。パーオンを逃したホールはわずか2ホールだった。

 メジャーは全米オープン、全英オープンと2戦連続で予選落ちも「練習の手応えはずっと良い」とメジャー制覇を狙う姿勢にブレはない。

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2016年7月28日のニュース