NZ代表カーター 釜石訪問し「世界一のスタジアムになる」

[ 2016年7月18日 05:30 ]

イベントで、子供にサインボールを手渡すカーター

 ラグビーのニュージーランド代表で世界的なSOダニエル・カーター(34)が17日、岩手県釜石市を訪れ、2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の会場の一つとなる鵜住居地区のスタジアム建設現場を見学した。「世界一のスタジアムになる」と語ると、集まった市民約600人から拍手と歓声が上がった。

 11年に起きたニュージーランド地震で被災した経験から東北や九州を励ましたいと、チャリティーイベントの一環で来日。この日の朝、自身が被災した時の気持ちを思い出しながら、震災で580人が犠牲になった鵜住居地区をジョギングしたという。「逆境を乗り越えれば成功がある。世界中が支えていることを忘れないで」と市民を激励した。

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2016年7月18日のニュース