ケンブリッジ 200メートルVも不満「30点くらい」

[ 2016年7月18日 05:30 ]

男子200メートルでゴールするケンブリッジ飛鳥(左端手前)

 陸上のナイト・オブ・アスレティックスは16日、ベルギーのヒュースデンゾルダーで行われリオデジャネイロ五輪100メートル代表のケンブリッジ飛鳥(23=ドーム)が男子200メートルに出場し追い風0.4メートルの条件で自己ベストに並ぶ20秒62で優勝した。女子100メートル障害の木村文子(28=エディオン)は13秒38で4位。男子5000メートルA組の鎧坂哲哉(26=旭化成)は13分48秒07で11位だった。

 ケンブリッジは200メートルの自己タイ記録で優勝。11年世界選手権200メートル7位のソリロ(トリニダード・トバゴ)も抑えた。だが、代名詞の追い込みが不発で「得意なはずの後半が…。最後、加速していこうかなというところで力んだ。30点くらい」と首をひねった。

 一方で、力を出し切ればさらに記録が伸びる可能性を感じたのも事実だ。13日のリエージュ(ベルギー)での国際大会100メートルは10秒30の2位。「2戦ともタイム的には少し物足りないけど、今後につながる」と収穫を口にした。初の五輪は100メートルで出場。「ベスト(10秒10)は更新したい。9秒台の可能性もある。決勝に残りたいし、一つでも前でゴールしたい」と力を込めた。

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2016年7月18日のニュース