山田、藤田7人制リオ代表落選 バックアップの豊島が逆転内定

[ 2016年7月18日 05:30 ]

山田章仁

 日本ラグビー協会は17日、リオデジャネイロ五輪に出場する男子7人制ラグビー代表の内定選手12人を発表し、昨年の15人制W杯日本代表の山田章仁(30)、藤田慶和(22=ともにパナソニック)が落選した。6月29日に代表候補として発表された14人で唯一の大学生だった松井千士(21=同大)も落選。代わって当初バックアップ選手だった豊島翔平(27=東芝)が逆転での代表内定となった。

 スーパーラグビー(SR)のサンウルブズに所属していた山田は、トライランキングで一時リーグトップを走る通算9トライを記録。15日にはSRの公式ウェブサイトで「黄金の“高齢選手”」と題した特集記事に取り上げられ、30代での活躍が難しいとされるSRで「たった10試合の出場で9トライを挙げた」などと評価されていた。一方で6月の合宿中には左ふくらはぎの肉離れを発症し、今月上旬のオーストラリア遠征の参加を見送っていた。

 現在、山田は藤田、松井とともに鹿児島での国内最終合宿に参加中。チームに同行して現地入りする2人のバックアップメンバー入りを目指す。

 また、主将には桑水流裕策(30=コカ・コーラ)が選ばれ、快足WTBの福岡堅樹(23=パナソニック)もメンバー入りした。

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