熊本出身の重永も耐えて74「予選落ちはできない」

[ 2016年4月16日 05:30 ]

第2日、11番で話をしながら移動する永野竜太郎(左)と重永亜斗夢

男子ゴルフツアー東建ホームメイト・カップ第2日

(4月15日 三重県桑名市 東建多度カントリークラブ・名古屋=7081ヤード、パー71)
 熊本市出身の重永も同組の永野とともに、耐えた。最終18番で6メートルのバーディーパットを入れ、74をマークした。

 地震のニュースを知った前夜は熊本市内に住む妻にすぐ電話。家の中がめちゃくちゃになり、2人の子供とともに車で一時自宅を離れるなどしたという。心配は尽きなかったが「熊本出身なので、予選落ちはできないと思っていた。途中で(永野)竜太郎が頑張っていたので、“頑張れ、竜太郎”と思っていた」と気持ちを重ね合わせてプレー。「稼いで寄付などができれば」と被災者を思いやった。

 ▼3位・池田勇太 もったいないのもあったけれど、厳しい中、耐えられたとも思う。あと2日間、上を目指して頑張るだけ。(首位とは3打差の好位置キープ)

 ▼3位・片山晋呉 一日こんなにずっと風が吹くのはなかなかない。ショットがいいからいいところについた。(2人しかいない60台をマーク)

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2016年4月16日のニュース