ブルームフォンテーンの悲劇再び…サンウルブズ記録的大敗で開幕7連敗

[ 2016年4月16日 05:50 ]

 「ブルームフォンテーンの悲劇」が再び繰り返された。スーパーラグビーのサンウルブズは15日(日本時間16日未明)に南アフリカ・ブルームフォンテーンでチーターズと対戦し、17―92という記録的大敗を喫した。サンウルブズは開幕7連敗で、総勝ち点は3のまま。

 前半開始直後にSOピシのPGで3点を先制したサンウルブズだったが、その後は防戦一方となった。3分後に最初とトライを奪われると、前半だけで計7トライを奪われ3―45で折り返し。後半は2トライこそ返したが、さらに7トライを奪われ、4戦続いた海外遠征の最終戦は無残な敗戦となった。

 試合の行われたブルームフォンテーンのフリーステイト・スタジアムは、1995年のラグビーW杯南アフリカ大会で日本代表がニュージーランド代表に17-145の大敗を喫した地。145失点(得点)は昨年のイングランド大会まで計8回行われたラグビーW杯において、現在も史上最多失点(得点)として残る。

 「ブルームフォンテーンの悲劇」と呼ばれる出来事は、その後の国内におけるラグビー人気の低下を招いた一因とされており、悲劇を再び繰り返す結果となった。

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2016年4月16日のニュース