女子ゴルフ「安全確保のため」中止 益城町に隣接・菊陽町で開催予定

[ 2016年4月16日 05:30 ]

ゴルフ場周辺にある電柱は折れ曲がった状態に

 地震の影響で午前10時に中止を決めたKKT杯バンテリン・レディースの主催者は「余震が続くと予想される中、ギャラリー、選手ならびに関係者の安全確保のため」と説明した。

 益城町に隣接する菊陽町にあるコース上には大きな異変は確認されなかったが、会場のクラブハウスなどの水道管が破裂する被害があったという。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の松尾恵理事は「大変残念だが、このような状況で致し方ない。昨夜は恐怖で眠れなかった選手も多く精神的にも肉体的にも大変だった」と険しい表情で語った。来週のフジサンケイ・レディースは予定通り開催する方針。主催者は14日夜に発生した地震後、第1ラウンドを予定した15日の競技中止を決定し、16日以降は協議するとしていた。

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