宇野 上々4位スタートも「悔しさの残る演技だった」

[ 2016年4月1日 05:30 ]

SPで4位につけた宇野

フィギュアスケート世界選手権第1日

(3月30日 米マサチューセッツ州ボストン)
 最後に落とし穴が待っていた。初出場の宇野昌磨(18=中京大中京高)は、練習で不安定だった4回転トーループやトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は決めたが、3―3回転が3―2回転に。

 気落ちせずにステップでは最高のレベル4を獲得して90・74点の4位と上々のスタートを切ったが、「満足していない。悔しさの残る演技だった。凄い高い点を頂いたけど、うれしさはあまり感じなかった」と振り返った。

 1日のフリーは演技後半に4回転トーループと2度のトリプルアクセルを組み込んだ攻めの構成で臨む。これまでは完璧に近い出来でも満足できた18歳だが、SPを終えた今は違う。「全て完璧にできるようにしたい。完璧な演技で終えられるようにしたい」と意気込んでいた。

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2016年4月1日のニュース