近藤、浅見が女子48キロ級決戦へ闘志 2、3日五輪代表選考会

[ 2016年4月1日 17:43 ]

 リオデジャネイロ五輪柔道代表の最終選考会となる全日本選抜体重別選手権(2、3日・福岡国際センター)に出場する有力選手が1日、福岡市内で記者会見し、激しい争いを展開する女子48キロ級で20歳の近藤亜美(三井住友海上)と27歳の浅見八瑠奈(コマツ)が決戦へ闘志を燃やした。

 元世界女王の両者は1日午前に福岡市内で最終調整した。近藤は「自分の強みは思い切りの良さ。攻めの柔道を貫けば、必ず結果はついてくる」と気合十分。4年前の今大会で初戦敗退し、ロンドン五輪代表を目前で逃した浅見は「優勝するしか私には道がない。過去の経験を生かし、試合ではキラキラと輝いていたい」と語った。

 ロンドン五輪女子57キロ級覇者の松本薫(ベネシード)は「地に足をつけて自分の柔道をする」と意気込んだ。男子100キロ超級の原沢久喜(日本中央競馬会)と七戸龍(九州電力)も注目される。

続きを表示

2016年4月1日のニュース