公式練習で曲かかったら優先 選手暗黙のルール

[ 2016年4月1日 05:30 ]

本番前にアップする羽生(手前)とテン

フィギュアスケート世界選手権第1日

(3月30日 米マサチューセッツ州ボストン)
 5、6人が同時に滑る公式練習では、曲がかかっている選手の滑りが優先され、他の選手は進路を譲るという暗黙のルールが存在する。

 テンは29日に引き続いて30日も妨害する形になり、羽生は直後のジャンプで転倒すると壁を強く叩いてイラ立ちを隠さなかった。関係者からも「わざとではないか」という声が上がっていた。羽生陣営は練習が終わるとすぐに日本スケート連盟にテン側への注意喚起を要請。日本連盟の小林フィギュア強化部長は「適切に対処します」と話していた。

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2016年4月1日のニュース