世界ランク44位・大山リオへ「トップ10入る」

[ 2016年4月1日 05:30 ]

第1ラウンド、10番でティーショットを放つ大山

米女子メジャー初戦ANAインスピレーション

(3月31日 米カリフォルニア州ランチョミラージュ ミッションヒルズCC=6769ヤード、パー72)
 米女子ゴルフのメジャー初戦、ANAインスピレーションは31日、カリフォルニア州ランチョミラージュのミッションヒルズCC(6769ヤード、パー72)で開幕した。現在世界ランク44位で日本勢3番手の大山志保(38=大和ハウス工業)は五輪出場へトップ10入りを目標に掲げて、10番からスタート。13番まで終えて1バーディー、1ボギーのパープレーだった。ライバルの同38位・宮里美香(26=NTTぷらら)、同42位の野村敏京(23=フリー)らもスタートした。

 悲願の五輪出場へ、大山の気合が高まった。昨年の全米女子オープン5位の資格で得た今季のメジャー初戦の出場権。「トップ10には入りたい。ただ気持ちが前に出すぎて空回りすると自分を責めてしまうので、あまり欲を出さないように」。開幕前に4日間の目標を掲げた。

 世界ランク上位2人が出られる日本勢の五輪レースはし烈だ。38位の宮里美、42位の野村、44位の大山と僅差。ポイント配分が大きいメジャーだけに今後の行方を左右する可能性は大きい。「1Wが良くなかった」という前回出場の11年は66位に終わったものの、当時より飛距離も伸び「ショットもアプローチもいい」と手応えは上々。課題のパットはヒール寄りに構える癖をセンター寄りに変更し修正した。「楽しみたい」と宣言し、第1ラウンドに臨んだ。

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2016年4月1日のニュース