意識不明から回復のオーダム氏、レイカーズ戦に姿　席手配はあの人物

レイカーズの試合を観戦するラマー・オーダム氏　（ＡＰ）

　昨年１０月にネバダ州ラスベガスの売春宿で意識不明の状態で発見され、その後、奇跡的な回復を見せたラマー・オーダム氏（３６）が３月３０日、現役時代にプレーしたレイカーズの試合を本拠地ステープルズ・センターで観戦した。

　オーダム氏は事故から順調に回復しているようで、先月はファッションショーの会場に登場。公の場に姿を現すのは、これが事故後、初めてだったが、周囲の人々と笑顔で会話を交わすなど元気な様子が窺えた。

　今回は慣れ親しんだバスケットボール会場に足を運び、コートサイドで試合を観戦。レイカーズの公式ツイッターは「ようこそホームへ」と写真を添付してオーダム氏を紹介した。スポーティングニューズが３月３１日に伝えたところによると、オーダム氏のチケットは元チームメートで、今季限りでの現役引退を表明しているコービー・ブライアント（３７）が手配したとのこと。

　オーダム氏とブライアントは２００４年から１１年までともにレイカーズで戦い、２度の優勝を経験。オーダム氏のコメントは伝えられていないが、コートを去り行くスターからの粋な計らいは、感慨深かったに違いない。