日本6大会連続五輪切符も…ライバルに敗れ、本番メダルに危機感

[ 2016年3月8日 05:30 ]

チーム・フリールーティンで演技する日本。6大会連続で五輪出場を決めた

 シンクロナイズドスイミングのリオデジャネイロ五輪世界最終予選は6日、同五輪会場のマリア・レンク水泳センターで行われ、チームの日本(乾、三井、箱山、中牧、小俣、中村、吉田、林)は合計186.7330点の2位で、6大会連続の五輪出場を決めた。2位で出た日本はフリールーティンでウクライナを追い上げたものの、0.0525点及ばなかった。

 ロシアと中国の力が抜けている中、ウクライナと3位を争う日本にとっては後味の悪い“前哨戦”だ。井村雅代ヘッドコーチは「(採点が)おかしい」と憤りつつも「負けるのは弱さがあるから」と現状を認めた。昨夏の世界選手権でねじ伏せた相手が息を吹き返し、5カ月後の本番にメンバーは危機感を募らせる。主将の乾は「悔しい気持ちがあるから反省もできる」と気合を入れ直した。

続きを表示

2016年3月8日のニュース