松山、前半トリプルにダボ…風に苦しみ35位終戦

[ 2016年3月8日 05:30 ]

世界ゴルフ選手権シリーズ キャデラック選手権最終日

(3月6日 米フロリダ州ドラル トランプナショナル・ドラル=7543ヤード、パー72)
 41位から出た松山英樹(24=LEXUS)は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの73で回り通算4オーバーで35位だった。宮里優作(35=フリー)は通算15オーバーで61位に終わった。アダム・スコット(35=オーストラリア)が69と伸ばし、通算12アンダーで2週連続の通算13勝目を飾った。

 松山は強い風の中、1つスコアを落とした。68をマークした前日の調子を持続できず「良くなった部分を2日続けてできない。ちゃんと練習したものを持ってこないと、こういう風が強いところでは太刀打ちできない」と悔しげに振り返った。

 4番パー3ではティーショットがシャンクして池へ打ち込みトリプルボギー。7番は2打目が池に入りダブルボギーを叩いた。それでも徐々にショットの精度を取り戻し終盤の3ホールで2バーディー。前週は股関節痛で途中棄権しただけに「始まる前は不安だったが、最終日は何も気にすることなく回れた。日に日に良くなった」と安どの表情も見せた。10日からの試合は休み、17日開幕のアーノルド・パーマー招待から2週連続で試合に出場。1週空けて4月7日開幕のマスターズに臨む。メジャー初制覇へ「無理しないように、ゆっくりと練習したい」と慎重に調整を進める。

 ▼61位・宮里優作 風もあって難しかったけど、風とは関係なくショットのコントロールが利かず厳しいプレーだった。でも経験としてこういうコースでプレーしたのは大きい。また出て、今度はアンダーパーで回りたい。

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2016年3月8日のニュース