ウォリアーズ ホーム45連勝!リーグ記録20年ぶり更新

[ 2016年3月8日 17:41 ]

41得点を挙げホーム45連勝に貢献したウォリアーズのカリー(AP)

 NBAは7日、各地で7試合を行い、王者ウォリアーズは地元オークランドでマジックを119―113(前半59―46)で退けて56勝6敗。ホームは今季27戦全勝で通算では45連勝となり、マイケル・ジョーダン(現ホーネッツ・オーナー)を擁して95年3月30日から96年4月4日にブルズがマークしたホーム連勝のリーグ記録(44)を20年ぶりに書き換えた。

 試合は第3Qまでウォリアーズが17点をリードしたが、マジックは第4Qに猛追。残り1分13秒に2点差まで追い詰めた。しかし直後に、この日27得点のクレイ・トンプソン(27)が5本目の3点シュートを成功。チームのターンオーバーは今季ワーストの24回を数えたが、土壇場で粘ってホームの“不敗神話”を守った。

 41得点を挙げたステファン・カリー(27)は7本の3点シュートを成功。今季の成功本数はは301となり、20試合を残した段階で史上初めてシーズンの成功本数が300の大台を突破した。

 なおウォリアーズはマジック戦がホーム6連戦の初戦。このあとジャズ(9日)→トレイルブレイザーズ(11日)→サンズ(12日)→ペリカンズ(14日)→ニックス(16日)とオークランドでの試合が続き、18日にはダラスでマーベリクス、そして19日にはサンアントニオでスパーズと激突する。ブルズが保持しているもうひとつのリーグ記録、年間最高成績(72勝10敗)の更新を狙うにはこれからがヤマ場。スパーズもホームでは今季30戦全勝で、19日の試合は世界的な注目を集めるだろう。

 マジックは連敗で27勝35敗。アーロン・ゴードン(20)を含む3選手が20得点をマークして最後まで粘ったが、最後はトンプソンとカリーの“スプラッシュ・ブラザーズ”によるオフェンスを阻止できなかった。

 ウォリアーズを追うスパーズは敵地インディアナポリスでペイサーズに91―99(前半32―45)で敗れて53勝10敗。カワイ・レナード(24)とラマーカス・オルドリッジ(30)が23得点を稼いだものの、連勝は8でストップした。前半の32点は今季のハーフ最少得点。ガードのトニー・パーカー(33)は左足のつま先を痛めて途中で退場した。

 東地区全体7位のペイサーズは34勝30敗。モンテイ・エリス(30)が26得点、ポール・ジョージ(25)が23得点をマークして強敵をなぎ倒した。

 主力4選手を故障で欠くグリズリーズは敵地クリーブランドで東地区全体首位のキャバリアーズに106―103(前半58―49)で競り勝って38勝25敗。膝の故障から9試合ぶりに復帰したトニー・アレン(34)が今季自己最多の26得点と5スティールを記録してチームをひっぱった。

 敗れたキャバリアーズの連勝は3で止まって44勝18敗。ホームでは今季27勝6敗となった。レブロン・ジェームズ(31)は28得点。通算得点は2万6406となり、ジョン・ハブリチェク(元セルティクス=2万6395)を抜いて歴代13位に順位を上げたが、勝利にはつながらなかった。

 <その他の結果>

ホーネッツ(34勝28敗)108―103ティンバーウルブス(20勝44敗)、ブルズ(32勝30敗)100―90バックス(26勝38敗)、ペリカンズ(24勝38敗)115―112キングス(25勝37敗)、クリッパーズ(41勝21敗)109―90マーベリクス(33勝31敗)

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