アスナビ入社、100人到達 ビーチバレー鈴木千代就職決定で

[ 2016年3月3日 16:08 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は3日、就職支援制度の「アスナビ」で、ビーチバレー女子の鈴木千代選手(22)がIT関連企業のクロス・ヘッドに4月1日付で入社することが決まり、同制度を利用した入社決定の実績が72社・団体の計100人に達したと発表した。

 アスナビはトップ選手の支援、雇用を目的として2010年に始まり、JOCが企業と選手の橋渡し役を担う。100人の内訳は夏季五輪競技が51人、冬季が34人、パラリンピックが15人。

 14年にはJOCと日本パラリンピック委員会(JPC)が協定を結び、障害者選手の雇用も促進してきた。

 JOCの竹田恒和会長は「アスリートが活躍することで企業にも大きな刺激となり、夢と希望を届けられるよう、引き続きまい進する」とコメントした。

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2016年3月3日のニュース