中国リーグＭＶＰ、ビーズリーがロケッツと契約　ＮＢＡに復帰

　ＮＢＡ元ヒートのフォワードで中国リーグのＭＶＰとなったマイケル・ビーズリー（２７）がロケッツとの契約に合意。スポーツ専門局のＥＳＰＮが報じているもので、マッカビ・テルアビブ（イスラエル）など欧州の強豪クラブからの誘いを断ってＮＢＡ復帰を選択した。

　ビーズリーはカンザス州立大から２００８年ドラフトの全体２番目にヒートに指名されてＮＢＡ入り。ティンバーウルブスに移籍した１０年シーズンには自己ベストの１９・２得点をマークしていた。しかし私生活でのトラブルとムラのある性格で大成せず、今季は中国の山東ライオンズでプレーしていた。

　また球宴に２度選出されている元ホーネッツ（現ペリカンズ）の主力ガード、バロン・デービス（３６）は７６ｅｒｓ傘下のＤリーグ・デラウェア８７ｅｒｓと契約。マイナーリーグからＮＢＡ復帰を目指すことになった。

　デービスは９９年ドラフトの全体３番目指名選手で、デビューから１３季連続で２ケタ得点を記録。ウォリアーズやクリッパーズなどを含めてＮＢＡで通算８３５試合に出場し平均１６・１得点、７・２アシストをマークしていた。しかし膝などの故障でチームを長期で離脱するケースが多く、ニックスに在籍していた１１年シーズンを最後にプレーしていなかった。