大山「高弾道」でリオ代表射止める！女子ゴルフいよいよ開幕！

プロアマ戦で調整する大山

　女子ゴルフの１６年シーズン開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディースは３日に沖縄・琉球ＧＣ（６６４９ヤード、パー７２）で初日を迎える。大山志保（３８＝大和ハウス工業）は２日、プロアマ戦に参加し最後の調整に努めた。

　大山は８月のリオデジャネイロ五輪出場へ意欲を燃やしており、世界ランクは３８位の宮里美香に次ぐ日本勢２番手で代表圏内の４２位。だが、０・０１ポイント差の４３位に先月米ツアーで初優勝を飾った野村敏京が迫っており、油断はできない。それでも向上心尽きないベテランは「私も頑張ろうと思えるので刺激になる。私にとってはプラスでしかない」と発奮。オフは男子プロの渡辺司に指導を受けながら、硬いグリーンでもしっかりボールを止められるように高い弾道のショットを特訓。海外での戦いを見据えプレーの幅を広げた。

　また、昨年以上に負荷をかけたトレーニングにも励み、「これ以上できないくらいにやりきった」と体をいじめ抜いた。五輪出場へ気の抜けない戦いが続くが、「あとは思いっきりプレーしたい」と信条の攻めるゴルフを貫き通す覚悟だ。