ペリカンズやっと５勝目　13点差ひっくり返されるも延長戦制す

勝利に貢献したペリカンズのアンソニー・デービス（右）（ＡＰ）

　ＮＢＡは４日に各地で６試合を行い、不振に陥っていたペリカンズは、地元ニューオーリンズでキャバリアーズに１１４―１０８（前半５２―５３、延長９―３）で競り勝って今季２０試合目でようやく５勝目。第４Ｑ序盤で１３点リードしながら試合をひっくり返されたが、残り８秒にガードのジュルー・ホリデー（２６）が同点の３点シュートを決めて延長に引きずり込んだ。アンソニー・デービス（２２）は４６分出場して３１得点１２リバウンド。４つのスティールをマークして勝利に貢献した。

　勝利目前で敗れたキャバリアーズは今季２度目の連敗で１３勝６敗。レブロン・ジェームズ（３０）は第４Ｑでの２３得点を含めて３７得点を挙げたものの、東地区セントラル首位の座を勝率で上回るブルズ（１１勝５敗）に明け渡した。

　レイカーズは敵地アトランタでホークスに８７―１００（前半３６―５２）で敗れて３勝１６敗。コービー・ブライアント（３７）は１４得点で、フィールドゴール（ＦＧ）は１９本中４本の成功に終わった。ホークスは１３勝９敗。センターのアル・ホーフォード（２９）が１６得点９リバウンドを稼ぎ、チームのＦＧ成功率はレイカーズの３７・２％に対して５０・０％を記録した。

　ピストンズは地元デトロイトでバックスを９９―９４（前半５１―４０）で退けて３連勝で１１勝９敗。センターのアンドレ・ドラモンド（２２）は１７得点２３リバンドをマークし、今季５度目の２０リバウンド超えを果たした。ただし苦手のフリースローは１０本中７本をミス。今季の成功率は３７・３％となり、クリッパーズのディアンドレ・ジョーダン（２７）と並んでリーグ最下位に沈んでいる。敗れたバックスは７勝１３敗。ここ１０戦では８敗目を喫した。

　＜その他の結果＞

ニックス（１０勝１０敗）１０８―９１ネッツ（５勝１４敗）、ウィザーズ（８勝９敗）１０９―１０６サンズ（８勝１２敗）、ロケッツ（９勝１１敗）１００―９６マーベリクス（１１勝９敗）