男子73キロ級、秋本2連覇 女子70キロは新井2年ぶりV

[ 2015年12月5日 19:47 ]

 来年のリオデジャネイロ五輪代表選考会の一つとなる柔道のグランドスラム東京大会第2日は5日、東京体育館で男女計4階級が行われ、男子73キロ級は元世界王者の29歳、秋本啓之(了徳寺学園職)が決勝で安昌林(韓国)に優勢勝ちし、2年連続3度目の優勝を飾った。昨年の世界王者でロンドン五輪銀メダルの中矢力(ALSOK)は3回戦で敗退。

 男子81キロ級は世界王者で22歳の永瀬貴規(筑波大)が準決勝の李スンス(韓国)戦で脚取りの反則負け。3連覇を逃したが3位決定戦を制した。優勝は昨年の世界王者、アフタンディリ・チリキシビリ(ジョージア)。

 女子70キロ級は22歳の新井千鶴(三井住友海上)が決勝で大野陽子(コマツ)との延長戦を制し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。同63キロ級で世界3位の田代未来(コマツ)は準々決勝で敗れたが、敗者復活戦から勝ち上がって3位。マルティナ・トライドス(ドイツ)が優勝した。

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2015年12月5日のニュース